矢田先生
みなさんこんにちは! 国語担当の矢田です!
先日は「第一志望校の過去問を解こう!」とご紹介しましたが、今回は、解いた後の見直し法について、特に国語で意識してほしいことをご紹介します!
ちなみに、この方法は模試や定期テストも含めて共通ですので、ぜひ参考にしてみてください。

今日もよろしくお願いします!
矢田先生
まずは、
その①解説の熟読
できるだけ早く、解いた後すぐ、または解答解説をもらった後すぐに、自分の答案と問題を見ながら解説を熟読し、解説に書いてある説明を理解していきましょう。
ここで大切なことは、正解だった問題も間違っていた問題も全部の解説を読むことです。
あらためて、本文の読み方と解答に至る考え方を確認することで、今後に繋がる読解力が向上するためです。
次に、
その②全問題と自分の解答の検証
解説を読みながら、選択肢問題であれば、なぜほかの選択肢が違うのか、記述問題では何の要素があるから合っているのか、そして、自分の答案にはその要素があったのかなかったのかを検証しましょう。
この場合の検証の目安は、なぜこれが合っているのか、違っているのかが理屈立てて理解できることです。詳細に、厳密に、本文と設問を見比べていく根気が必要です。
ここまでで、「問題を理解した」というレベルに達することができます。
ただ、ここで終えてはいけません!!
なぜなら、成績を向上させるためには、理解することだけでは不十分で、あらためて自分一人で正解を考えつくか試してみることが不可欠だからです。
そこで最後に、
その③問題の解き直し(考え直し)
本文の内容や解答、そして解答の論理が分かっているはずの自分が、あらためて本文を読んでみて、本文から解答の根拠を正しく読めるか、選択肢や記述問題の吟味が理屈立てて分かるかを確認しましょう。
ちなみにこの場合、基本はもう一度書く必要はありません。
黙読で十分です。
また、本文は何度も、行ったり戻ったりして読んではいけません。
テスト本番では、基本は一度しか読む時間はありませんので、一度の読解で正解を論理立てて分かるかを試しましょう。
そこで、分からないところがあったら、もう一度解説を見ながら復習を繰り返します。
この3つのポイントをやっていくとかなり疲れますが、だからこそ力がつきます!
ぜひこれから実践していきましょう!!

テストの見直しやってみよう!