国語
漢文の読み方―返り点の「上下点」とはー
みなさんこんにちは!
国語担当の矢田です!
本日は漢文の返り点の第三段、
「上下点」ついて説明していきますね。
矢田先生こんにちは!
今日は「上下点」だね、よろしくおねがいします!
この「上下点」。
どういう時に使うものかというと、
前回説明した「一二点」では足りない時に使うものです。
前回のブログはコチラから!
「一二点とは」
前回のブログ、しっかりと確認してきたよ!
一二点では足りない時?
そう、足りない時です。
その為、「上下点」の付く言葉それぞれの読む順番は、
「一二点」の付く言葉それぞれと同じということになります。
そして、「一二点」との関係では、
まず一二点の付いた言葉を読んで、次に上下点の付いた言葉を読むということになります。
端的に言うと、
ポイント
「上下点」・・・「一二点」の付いた部分を挟む形で置かれ、2語以上離れた2語を下から上に返って読むしるし
ということです。
具体的に言いますね。
まずは、元々の中国語で読む順番の確認です。
基本は下の通りの読み方をします。
*①②などが読む順番です。

これを一般的な日本人でも読めるようにするのが、今回ご紹介する「上下点」です。
くり返しですが、「上下点」は「一二点」では足りない時に使うものとなります。
では、「上下点」をつけると、どのように読めるでしょうか?
以下の順番で読めるようになります。

読み方は、「盾と矛与(と)を鬻ぐ者有り」です。
返り点の種類も増えてきてだんだん複雑になりますが、一つずつ覚えていってくださいね!
一二点やレ点だけでは、読むことが難しいから上下点があるんだね!
一番上に書いてある漢字を最後に読むこともあるんだね…。
一つずつ、マスターしていくぞ~!
矢田先生ありがとうございました!
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